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「豊胸手術を受けたことがバレるのでは?」と心配する人は少なくありません。
豊胸をしたがどうか見分けられる一つの手がかりが、肌に残る「縫い目や傷跡(手術跡)」です。
一言で「豊胸」と言っても、豊胸手術の方法は数々あり、縫い目や傷跡の有無も異なります。
豊胸術の種類で異なる縫い目・傷跡
- 豊胸バッグ挿入法
- ヒアルロン酸注入法
- 脂肪注入法
豊胸バッグ挿入法
バストの下(アンダーバスト)かワキの下を切開して、豊胸バッグ(バッグプロテーゼ)を挿入する方法です。
「豊胸はワキの下の手術跡で見分けられる」と言われるのは、豊胸バッグ挿入による豊胸の場合です。
従来の手術では手で切開部を広げて豊胸バッグを入れていたので、傷跡(縫い目)が大きく目立ちやすかったのがデメリットでした。
現在はケラーファンネルという、漏斗(ファンネル)状の器具を使って豊胸バッグを挿入するので、切開部が3~3.5cmと小さくて済み、施術時間や肌への負担を最小限に留められます。
手術跡も以前と比較して小さいので、腕を上げても至近距離で見ない限りは目立ちません。
多くのクリニックではケラーファンネル使用は別途オプション代が必要ですが、聖心美容外科のように追加費用がかからない所もあります。
ヒアルロン酸注入法
ヒアルロン酸をバストに注入してバストアップする豊胸術。
傷跡は注射痕だけで、傷口も小さくて済むので治りが早いのが特徴で、いくつかある豊胸手術の中で、最も縫い目がなく、傷跡が少なくて残りにくいのがメリットです。
注入針(カニューレ)は先端が尖っていると、毛細血管や神経を傷付けやすく、傷みや腫れなどが起こりやすいです。
先端が丸い注入針だと、それらの負担を軽減、ダウンタイムも短くできるので、ヒアルロン酸注入豊胸を受ける場合は、使われる注入針の先端の形状も確認しておきましょう。
ヒアルロン酸による豊胸の持続期間は短く、1~2年で元の胸の大きさに戻ってしまうことが多いです。
脂肪注入法
太ももやお腹、背中などの脂肪を吸引して、バストに注入する方法です。
傷跡は脂肪吸引部とバストの2ヶ所に残ります。
約2~3ヶ月もすれば、傷口や赤みなどは綺麗に治ってくるので、豊胸バッグ挿入法豊胸よりも手術跡の心配をする必要はありません。
ただし脂肪吸引法豊胸は、脂肪吸引により肌が凸凹になる可能性も否定できません。
できれば脂肪吸引で評判の良いクリニックを選んだり、普段の恰好で隠れる部分で脂肪吸引したりと、手術後のことも考えておくと良いです。
まとめ
豊胸手術で縫い目や傷跡が残りやすいのは、豊胸バッグ挿入法豊胸です。
傷跡は3cmほどと短くて目立ちにくいのですが、腕を上げた時やトップレスになった時は気になるかもしれません。
縫い目の心配がなく、傷跡も小さくて済むのはヒアルロン酸注入法豊胸ですが、持続期間が短く、触り心地も「硬い」のがデメリットです。
「縫い目や傷跡が残らず、触り心地も自然な方が良い」という場合は、脂肪注入法豊胸が向いています。
どれだけ手術跡が目立たなくなるのかは、医師の腕や自身の回復能力によって異なります。
できれば料金の安さではなく、豊胸手術の症例数が多く、口コミなどで評判の良い医師、クリニックを選ぶことが大切です。