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豊胸手術後はマンモグラフィが受けられない!?乳がん検診に行ける3通りの方法

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乳がん検診が受けられる豊胸手術法

女性は30~40代以上になると定期的に乳がん検診を受けることを推奨されています。

豊胸手術を受けることで乳がんになる可能性はありませんが「豊胸手術を受けている人は乳がん検診が受けられない」という問題があります。

会社によっては健康診断で乳がん検診を義務付けている所もあり、豊胸術を受けたいと思っている人には、なかなか厄介に思うことです。

乳がん検診に行く為の方法

  • 超音波(エコー)検査を受ける
  • マンモグラフィ検査が受けられるクリニックを探す
  • バッグ挿入以外の豊胸術を選ぶ

超音波(エコー)検査を受ける

乳がん検診は、4通りの検査方法で乳がんの発見を行ないます。

  • 問診
  • 触診
  • マンモグラフィ検査
  • 超音波(エコー)検査

豊胸手術で問題となるのが「マンモグラフィ検査」です。

マンモグラフィ(乳房X線)検査は問診や医師の触診では診断できないしこりや、石灰化した乳がんの早期発見に役立ちます。

検査では2枚のプラスチック状の板で乳房を挟んで、平らに伸ばすように圧迫する為、豊胸バッグを入れた豊胸をしている人は豊胸バッグの破裂や破損が起こる可能性があります。

また豊胸バッグが入っていると乳房を圧迫するのにも限度があるので、診断に必要となる情報が得られにくいという問題があります。

「豊胸手術を受けている人は乳がん検診が受けられない」と言われるのは、そのような理由がある訳です。

豊胸バッグ挿入による豊胸手術をした人の乳がん検診は、マンモグラフィ検査を除いた「問診」「視触診」「超音波検査」を受ければ大丈夫です。

超音波検査はバストに超音波を当てて、乳房内をモニター画面に映し出し、数ミリの小さなしこりを見付けます。

この検査方法だと胸を圧迫する心配もありません。

特に20~30代の若い人はマンモグラフィだと正確に判断できない場合が多いので、超音波検査を受けておけば、乳がんの発見が遅れる可能性も低いです。

マンモグラフィ検査が受けられるクリニックを探す

「どうしてもマンモグラフィ検査を受けたい」という人は、マンモグラフィ検査が受けられるクリニックを探してみると良いです。

豊胸バッグ挿入による豊胸を受けた人のマンモグラフィ検査は、基本的に断られることが多いのですが、また一部のクリニックでは豊胸バッグが入っていてもOKな所もあります。

豊胸手術を受けたクリニックでマンモグラフィ検査を行なっていなくても、医療機関を紹介してくれる場合が多いので、まずは相談してみましょう。

バッグ挿入以外の豊胸術を選ぶ

乳がん検診、マンモグラフィ検査に影響が無い豊胸術としては、以下の2つがあります。

どちらの方法もバストに脂肪やヒアルロン酸を注入してバストアップするので、バスト内に異物を入れずに済み、マンモグラフィも問題なく受けられます。

ただし気を付けたいのが、脂肪注入法やヒアルロン酸注入法による豊胸の場合、どうしても石灰化やしこり」が起こる可能性があること。

乳がんの初期症状の一つに「石灰化(しこり)」があります。
これは細胞ががん化して、がん細胞になり、増殖を始めると「しこり」ができます。

検査を行なう医師によっては、注入による豊胸の知識がなく、胸にしこりがあることで「乳がんによるしこりでは?」という誤診が起こる場合もあります。

豊胸手術を受けるクリニックを選ぶ際は「術後の定期乳がん検査も行なっている」というのも一つのポイントとして見ておくと良いです。

最後に

「乳がん検診を受けたいから」と、豊胸バッグを除去する女性は少なくありません。

豊胸バッグを抜き取った後、元のバストサイズに戻す為に、乳がん検診に影響が少ない脂肪注入法やヒアルロン酸注入法をする方法もあります。

今から豊胸手術を考えていて、乳がん検診も行きたいという人は、受ける豊胸術の種類やクリニックをもよくよく吟味して選ぶようにすることが、後々の自分の体を守ることにも繋がります。

湘南美容外科クリニック
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