よくある質問

ヒアルロン酸豊胸で「しこり」が起きたら治療はできる?ヒアルロニダーゼ注入とは?

ヒアルロニダーゼ注入

バストにヒアルロン酸を注入して胸を大きくする「ヒアルロン酸注入法豊胸は」、他の施術と比較して「しこりができやすい」というデメリットがあります。

ヒアルロン酸を注入することで、体が異物反応を起こして、ヒアルロン酸を包み込むようにコラーゲン繊維の被膜を作り、カプセル化することがあります。これが「しこり」と呼ばれる症状です。

一度被膜が作られると、本来であれば時間が経つにつれて分解されて無くなるはずのヒアルロン酸が、いつまで経っても吸収されず、胸に「しこり」として残ってしまいます。

しこりができる3通りのパターン

そもそも、なぜヒアルロン注入によって「しこり」が起きてしまうのでしょうか?

原因としては以下の3パターンが良く挙げられます。

関連記事:ヒアルロン酸豊胸でできる「しこり」の原因と対処法とは?

固くて質の低いヒアルロン酸が使われた

一口で「ヒアルロン酸」と言っても、使用されるヒアルロン酸は美容クリニックによって様々です。

安価なヒアルロン酸だと「固い」「質が低い」「しこりになりやすい」という場合も多いので、あまりにも安いヒアルロン酸による豊胸は避けた方が安心です。

ちなみにプチ豊胸で利用される代表的なヒアルロン酸は以下の通り。

  • SUB-Q (マクロレーン・VRF30)
  • ハイアコープ
  • ヒアロス
  • 美容クリニックオリジナルのヒアルロン酸

種類によって値段や持続効果、注入後のバスト触り心地が大きく異なるので、施術を受ける前に、使用されるヒアルロン酸について知っておくと、ありがちな失敗が防げます。

一部分に大量にヒアルロン酸が注入された

しこりを防止する為には、1ヶ所あたりに少量ずつ注入することが必要不可欠ですが

  • 元々の1回あたりの注入量が多い
  • 持続性を優先させる為、1ヶ所に多く注入した
  • 施術を担当した医師が適量を見誤った

という場合は、異物(=体内の拒絶)反応が起こりやすく、被膜が厚く固くなり、分解ができず「しこり化」してしまいます。

ヒアルロン酸注入法による豊胸で大きくできるカップサイズは、個人差もありますが0.5~2カップが限度。

「2カップ以上大きくしたい」と思っても、ヒアルロン酸だとしこりが発生する可能性が高くなるので、胸にシリコンバッグを挿入する「豊胸バッグ挿入法」や、腕や足、お腹など自分の脂肪を使った「脂肪注入法」による施術が向いています。

豊胸を受けた人が脂肪の少ない痩せ型だった

乳房は「乳腺」と、乳腺の周りにある「脂肪細胞」で構成されています。

痩せ型で胸が小さい人は、どうしても乳腺や脂肪量が少なく、ヒアルロン酸を注入しようと思っても、 注入するだけのスペースが狭いので、一ヶ所に大量注入になりやすい……という事態も起こり得ます。

ちなみに様々な美容整形で利用されるヒアルロン酸ですが、バスト用に使用されるヒアルロン酸は持続性を保つ為、顔用よりもヒアルロン酸の粒子が大きくなっています。

その為、自分が思っているよりも「固い触り心地」になることが良くあります。

ヒアルロン酸は乳腺組織の真下に注入されることが多いので、固い乳腺組織が底上げされた結果「胸の触り心地がしこりっぽくなる」というケースも見られます。

ヒアルロン酸注入によるしこりの治療方法

ヒアルロン酸中による「しこり」は、そのまま放っておいても吸収されることはありませんが、ヒアルロン酸溶解剤の注入での治療が可能です。

ヒアルロン酸溶解剤は「ヒアルロニダーゼ」というヒアルロン酸を分解する酵素を用います。

豊胸以外にも「顔にヒアルロン酸を注入したが凸凹になった」「仕上がりに満足ができなかった」という場合にも利用されている、修正治療としては一般的な方法です。

超音波エコーなどを使い、実際のしこりの状態を確認しながら、溶解注射を行ないます。
施術時間は30分~1時間程度。麻酔も併用される為、痛みも感じません。

注入したヒアルロン酸や、注入するヒアルロニダーゼの量にもよりますが、通常の美容整形で注入されるヒアルロン酸の注入量であれば、ほとんどのヒアルロン酸は分解されて元に戻ります。

ヒアルロニダーゼ注入によって、しこりの全て無くなるという訳ではなく「ほど良い柔らかさになる」と考えておくと、イメージしやすいと思います。

1回の注射で分解されない場合もあり、完全に無くしたい場合は2回以上の注入が必要になる可能性もあります。

アレルギーや副作用の心配は?

ヒアルロニダーゼは体内にも存在する酵素ですが、薬剤として使用する際は、ややアレルギーの心配があります。

使用するヒアルロニダーゼの種類にもよりますが、副作用はほとんどなく、注射による「むくみ」は起こる場合もありますが、腫れるまでは起こりません。

最も起こるリスクとして高いのは「注射による内出血」
注射針が血管に当たることで起こり、内出血が消えるまでは1~2週間ほどかかります。

気になる料金は?

しこり治療は保険適応外の自由診療なので、美容クリニックによって料金が変わります。

今回は一例として、豊胸ヒアルロン酸注入しこり外来を専門に設けているTHE CLINICの場合を紹介したいと思います。

初診料 無料
エコー診断 無料
ヒアルロニダーゼ(しこり1個あたり) 100,000円〜
術中エコー使用料 100,000円

両胸を1カップ大きくするのに20~60万円の料金がかかることを考えると、しこり治療には豊胸をするのと同じだけの金額が必要なことが分かります。

まとめ

ヒアルロン酸注入法豊胸によるしこりと治療方法について、分かりやすくまとめてみました。

・注入したヒアルロン酸に体が異物反応を起こすことで「しこり」が起こる。
・ヒアルロン酸の種類や量によって、起こりやすさは変わる。
・大きなしこりはいつまでも残り、自然治癒が難しい。
・ヒアルロニダーゼの溶解注射で治療が可能。
・費用はプチ豊胸を受けたのと同じだけかかる。

既に施術を受けていて、胸のしこりが気になる人は、まずは自分が受けた美容クリニックで医師と相談。
あまり良い対応が得られなかった時は、他の美容クリニックで外来を受けてみて下さい。

またヒアルロン酸によるプチ豊胸を受けておらず「先に考えられるメリットやデメリットを知っておきたい」という人は、他の記事も参考にしてみて下さい。

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