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胸の悩みで多いのが「胸が垂れて、若々しさが無くなってしまった」というもの。
バストが下垂する原因には「加齢による皮膚のたるみ」と「授乳後の乳腺の萎縮」の2通りの理由があります。
下垂したバストを整える施術としては、脂肪や皮膚、乳腺を取り除く「乳房縮小」、たるんだ皮膚を切って縫合する「乳房吊り上げ術」、プロテーゼの挿入や脂肪注入する「豊胸術」の3パターンの方法があります。
この記事の目次
乳房縮小
脂肪や皮膚、乳腺を取り除いて、形を整えることで、小さくバランスの良いバストにする方法です。乳輪の縮小も可能。
下垂具合は軽度~重度。
元々のバストサイズが大きく「なるべく胸を小さくしたい」という人に向いています。
施術時間は3~4時間程度。
手術後の内出血やハレは約2週間で治まります。
施術法1
特徴:皮膚と脂肪、乳腺を切除して、バストサイズの縮小と乳輪・乳頭の位置を上部に移動することで、胸の下垂を改善します。
デメリット:乳輪の下に逆「T」字の手術跡が残り、正面から見た時に目立ちます。
施術法2
特徴:アンダーバストと乳輪周辺を切開。余分な皮膚と脂肪を取り除き、乳輪・乳頭を上部に移動して、バスト全体を吊り上げます。
メリット:乳輪下に逆T字の傷跡が残らない。
デメリット:横方向に縮小ができないので、元のバストの形が「細長く下垂している」場合しか対応できません。
乳輪・乳房吊り上げ術
乳輪周辺の余分な皮膚を切り、縫い合わせることでバスをを吊り上げて、形と乳輪・乳頭の位置を整えます。
脂肪や乳腺の切除は行なわないので「サイズは変えたくない」という人に向いています。
施術時間は乳輪吊り上げ術で約30分~60分。乳房吊り上げ術で約90分~120分。
内出血やハレなどは、2週間程度で治まります。
乳輪吊り上げ術
特徴:乳輪の上部を三日月型に切開、上方に縫い縮めます。
メリット:下向き、下方に位置する乳輪・乳頭の位置を修正することで、見た目のバランスが良くなります。
乳房吊り上げ術
特徴:乳輪の円周部分の余っている皮膚をドーナツ型に切除。
バストの上方で乳輪に沿って縫合を行ない、バストの形と乳輪・乳頭の位置を整えます。
メリット:乳腺の輪郭に傷跡が残るので、ほとんど悪目立ちしません。
豊胸術
バストの下垂が軽度で「小さくて垂れた胸にハリを持たせたい。バストサイズを上げたい」という場合は、豊胸術による吊り上げが向いています。
豊胸バッグ挿入法
シリコンや生理食塩水で形成された豊胸バッグ(プロテーゼ)をバストに挿入します。
「半永久的に胸の大きさが保ちたい」「2カップ以上大きくしたい」人にもおすすめです。
脂肪注入法
太ももやお腹、二の腕など気になる部分から脂肪を吸引、バストに注入する方法です。
脂肪を注入する位置、量で下垂したバストを持ち上げて、形の良いバストを作ります。
ヒアルロン酸注入法よりも持続効果が長く、自分の脂肪を使うので自然な見た目とやわらかさが手に入ります。
ヒアルロン酸注入法
バストの下側と内側に多めにヒアルロン酸を注入することで、上向きのバストを形成します。
施術時間やダウンタイムが短く、料金も安いので、手頃に受けられる豊胸術です。
一方で持続期間が数ヶ月~2年と短く、元々バストに脂肪が少ない人はヒアルロン酸による胸の硬さを感じる可能性があります。
最後に
バストの下垂を改善する最適な施術方法は「乳房の下垂具合」「大きさ」「希望の形」によって、変わります。
まずはカウンセリングを予約して、医師の診察を受けてみないと、自分に合った方法が何なのか分からないものです。
また施術方法によって、施術時間、手術跡の残り方、痛みやハレ、内出血の程度なども異なります。
医師と疑問点や不安に思うことなど、良くよく話し合うことで「思っていたのと全然違った!」という失敗を防げると思います。