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Q.豊胸手術を受けたいと思うのですが「この時期が良い」というのはあるのでしょうか?
A.「最も豊胸手術に適した時期」は、人によって異なります。
例えば「海やプールへ行く」「あのイベントに参加するまでに胸を大きくしたい」という具体的な予定が決まっていれば、2~3ヶ月以上前には施術を受けておいた方が良いです。
また豊胸バッグ挿入法のように、施術から身体が回復するまでのダウンタイムが長い豊胸手術の場合は「半年」くらいを見ておくと安心です。
豊胸手術のベストシーズン
美容外科の繁忙期は?
美容外科クリニックは、時期によって混み具合が異なります。
比較的に混まない時期は、長期休みを避けた1月中旬~下旬、4月上旬~中旬、5月中旬~下旬、6月、7月上旬~中旬、9月、10月、11月、12月上旬~中旬。
基本的に長期休みの時期は多くの人が美容外科に来院しますが、時期によって年齢層や施術内容が微妙に異なります。
【卒業シーズン・冬休み】
年齢層:中学、高校、短大、大学を卒業・卒業見込み
施術内容:本格的な目や鼻の手術
【春休み】
年齢層:卒業年度ではない学生
施術内容:プチ整形や鼻の手術
【ゴールデンウィーク】
年齢層:学生、社会人
施術内容:目や鼻の手術、若返り手術
【夏休み】
年齢層:学生、社会人
施術内容:本格的な目や鼻の手術、痩身、豊胸、レーザー脱毛、刺青除去
【年末年始】
年齢層:学生、社会人
施術内容:本格的な目や鼻の手術、若返り手術
美容外科クリニックに在籍する医師のほとんどは豊胸手術以外の施術も担当しています。
混雑する時期に豊胸手術を受けようと思うと、自分の都合の良い日時で予約や施術が受けられない可能性もあります。
多くの美容外科クリニックではWebサイトから24時間受付を行なっているので「カウンセリングを受けてみたい」と思った時は、なるべく早めに予約を入れることをおすすめします。
気を付けたいダウンタイム
豊胸手術を受ける時期に悩んだ時、考えておきたいのが施術後のダウンタイムです。
ダウンタイムとは「施術後の痛みやハレ、むくみ、内出血などが、回復するまでの期間」のこと。
胸を大きくする為に、注射したり、皮ふを切開したり、異物を挿入したりする訳なので、どうしても何らかの痛みや施術跡は起こります。
豊胸手術の施術法によって、ダウンタイムの程度は異なります。
代表的な「豊胸バッグ挿入法」「脂肪注入法」「ヒアルロン酸注入法」で見ていきたいと思います。
【豊胸バッグ挿入法】
痛み:強い筋肉痛のような痛みが1ヶ月続く。
腫れ:約1~2週間、切開した部分や胸全体が腫れる。
内出血:切開部分や胸全体が赤紫色になる。約2~3週間で色味が落ち着く。
抜糸:施術1週間後。
【脂肪注入法】
痛み:痛みのピークは術後~1週間。
腫れ:約1~2週間、脂肪吸引・注入部を中心に腫れる。
内出血:約2~3週間。傷跡の赤味が薄くなるのは3ヶ月~。
抜糸:施術1週間後。
【ヒアルロン酸注入法】
痛み:痛みのピークは術後~3日。
腫れ・内出血:約2~3日で改善。
施術跡:注射跡は1~2週間で目立たなくなる。
夏直前より2~3ヶ月以上前がベスト
ダウンタイムの長さや身体への負担の程度は「ヒアルロン酸注入法→脂肪注入法→豊胸バッグ挿入法」の順に大きくなります。
特に豊胸バッグ挿入法の場合は「違和感が全く無くなるまでに半年かかった」という人もいるほど。
豊胸手術の需要は、薄着や水着を意識する夏前にピークを迎えますが、ダウンタイムを考えると、遅くても2~3ヶ月前までには施術を終えていた方が良いです。
例えば「8月に海へ行くかもしれない」という場合、遅くても6月上旬までに豊胸手術を受けておく……という感じ。
2~3ヶ月も経っていれば、施術跡が目立たなくなったり、自然な胸の柔らかさが出てきたりするので「豊胸手術バレ」も起こりにくいです。
また身体への負担を考えると、施術後の数日~1週間はゆっくり安静にしておいた方が良いので、長期休みが取りやすい時期に行なうことをおすすめします。
ヒアルロン酸注入法は直前でもOK
数ある豊胸手術の中で、最もダウンタイムが短いのがヒアルロン酸注入法です。
施術後1週間もすれば、以前の生活と変わらない状態までに回復します。
ただし持続期間が1ヶ月~1年(注入用や種類によって異なる)と短く、日が経つごとに徐々に胸の大きさは減っていきます。
「水着になるまで時間がない」「夏の間だけ、胸が欲しい」という場合は、ヒアルロン酸注入法が向いています。
最後に
サイト管理人が考える「豊胸手術におすすめの時期」をまとめてみました。
美容外科は基本的に年中無休で開業しているので、自分の都合の良い時に予約を入れてみると良いです。
【美容外科の繁忙期(長期休暇シーズン)】
・夏を目指して豊胸をする場合は、冬休み~GW頃がベスト。
(ヒアルロン酸注入法の場合は、もう少し遅くても良いかも)
・長期的な休みを取りやすく、安静期間も設けやすい。
・他の施術で予約が埋まりやすいので、早め早めの予約が必要。
【3日以上の長期休暇が取れる時期】
・「この時期までに胸を大きくしたい」という時の2~3ヶ月前までがベスト。
・豊胸バッグ挿入法などは「半年以上」で考えておくと安心。
・ヒアルロン酸注入法は、土日祝の3連休に合わせる手もあり。
・美容外科のオフシーズンを狙えば、予約や担当医の希望をきいてもらいやすい。
「美容クリニックに行ったから、絶対に豊胸をしなければならない」という訳でもないので、自分の胸へのコンプレックスや気になる疑問を解消しに、カウンセリングに行くくらいの気持ちでも良いと思います。