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豊胸手術の方法は「豊胸バッグ挿入」「ヒアルロン酸注入」「脂肪注入」が主流ですが、一部の美容クリニックでは、自分の血液を使った「献血豊胸(PRP/PPPジェル豊胸)」を実施している所もあります。
採取した血液からPPP(少血小板血漿)、PRP(多血小板血漿)を抽出して、熱処理してジェル状にしたものをバストに注入して、バストアップを行ないます。
▼湘南美容外科の名倉先生による献血豊胸の施術動画
PPP、PRP注入法はバストだけではなく、顔のシワ改善や鼻やアゴのボリュームアップにも使われている方法です。
数多くの豊胸術を行なう美容クリニックでも献血豊胸を取り扱う所は少なめですが、どのような豊胸術なのか?向いている人はどのような人なのか?を紹介したいと思います。
この記事の目次
献血豊胸(PRP/PPPジェル豊胸)のメリット・デメリット
- 副作用やアレルギーの心配が少ない
- 大きくなるのは1カップ程度
- ダウンタイムが短い
- 継続効果は3ヶ月~1年程度
- しこりができる可能性あり
副作用やアレルギーの心配が少ない
自分の血液を使った豊胸なので、脂肪注入法と同様に副作用やアレルギーの心配がありません。
「豊胸バッグやヒアルロン酸のような異物を入れたくない」と思う人や「脂肪が充分に取れない」という極端に痩せ型の人の豊胸法として利用されています。
大きくなるのは1~2カップ程度
献血豊胸で1カップ大きくするには、300~400ccの血液が必要です。
ちなみに赤十字社で献血する際、1回の献血量は200mL~600mLなことを考えると、体に深刻な影響を与えるほどの血液量ではありませんね。
採血した血液の50%をPRP/PPPジェルとし使用するので、注入予定量の2倍の血が採血されます。
バストアップ希望者の要望や体重やヘモグロビンの量を測定して、採血する量を決定します。
自分の血液を使う(他人の血液は血液型が同じでも、拒否反応が起こる可能性がある)ので、1~2カップアップが限度。
2カップ以上大きくしたい人には、豊胸バッグ挿入や脂肪注入法豊胸が向いています。
ダウンタイムが短い
豊胸術後、痛みや腫れ、内出血、抜糸などの状態が改善したり、症状が回復したりするまでの期間を「ダウンタイム」と言います。
献血豊胸は日帰りの施術がOK。
抜糸や施術後の通院が不必要で、ハレや内出血も少ないです。
強い筋肉痛のような痛みは1週間ほど続きますが、他の豊胸術と比較しても軽くて短いので「なるべく家事や仕事に支障が出にくい豊胸をしたい」という人にも向いています。
継続効果は3ヶ月~1年程度
献血豊胸の継続期間は3ヶ月~1年程度。
自分の血液成分をバストに注入する訳なので、時間が経つごとに自然に吸収されていきます。
継続効果はヒアルロン酸注入法豊胸と同じくらいと考えて良いでしょう。
しこりができる可能性あり
いわゆる「注入系豊胸」で起こる可能性が高いのがしこり。
胸を押した時の異物感や、不自然な盛り上がりが特徴的で、PRP、PPPジェルをバストへ多量注入することで「かたまり」がおきたり、不純物が混じっていたりすることで起こります。
これは他の注入系豊胸にも当てはまるリスクなので、献血豊胸だけに起きるという訳ではありません。
料金相場
献血豊胸を受けられる美容クリニックの料金をまとめました。
クリニック名 | 施術内容 | 料金 |
---|---|---|
品川美容外科 | Sサイズ(200cc採血でジェル片側50cc注入) Mサイズ(300cc採血でジェル片側75cc注入) Lサイズ(400cc採血でジェル片側100cc注入) |
注入量に関わらず料金一定 102,030円 (会員価格81,620円←20%OFF) |
池田ゆう子クリニック | プラズマジェル10cc注入 プラズマジェル200cc注入 |
20,000円 400,000円 |
表参道ヘレネビューティークリニック | 1カップ(200cc採血) 2カップ(400cc採血) |
128,000円 (モニター価格78,000円) 248,000円 (モニター価格148,000円) |
有楽町美容外科クリニック | Sサイズ(200cc採血でジェル片側50cc注入) Mサイズ(300cc採血でジェル片側75cc注入) Lサイズ(400cc採血でジェル片側100cc注入) |
注入量に関わらず料金一定 88,128円(施術+局部麻酔代) |
1カップアップに約10万円
豊胸手術は保険適用外で、クリニックによって料金が決められる「自由診療」なので、同じような施術を行なう美容クリニックでも、料金は前後します。
1カップアップに必要な料金相場は約10万円。
ヒアルロン酸注入法豊胸だと10cc(注射1本)ごとにお金がかかるのですが、献血豊胸の場合は採取した自身の血液を利用する為か「注入量に関わらず値段は一定」というクリニックが比較的多いです。
同じ注入法豊胸の費用が「ヒアルロン酸注入法:約25~60万円」「脂肪注入法.:約70~150万円」と比較しても、安価な値段でバストアップが可能です。
その他かかる費用
上記の料金表に記載されている金額は「施術+麻酔代」という所が多いです。
施術前後の健康状態や希望によっては、以下の検査代や施術代、薬代がかかります。
目安金額は合計で5~7万円ほど。それでも約20万円を上回ることは少ないです。
- 血液検査代
- 静脈麻酔代
- レントゲン代
- 注射部位の針跡の処置材料代
- 薬代
最後に
献血豊胸でバストアップを考える際、見ておきたいメリット、デメリットをまとめました。
【メリット】
- 自分の血液を使うので、副作用やアレルギーの心配がない。
- ヒアルロン酸注入の次に手軽に受けられる。
- ダウンタイムが短い。
- 料金が比較的安い。
- 脂肪が無い痩せ型の人でも受けられる。
【デメリット】
- 体重やヘモグロビン量によっては施術が受けられない。
- 2カップ以上のバストアップは難しい。
- 定着率が低く、3ヶ月~1年しか持たない。
- 受けられるクリニックの数が少ない。
献血豊胸は「短期間だけバストアップをしてみたい」という人には向いていますが、「1~2カップ以上のバストを1ヶ月以上持たせたい」「異物を入れず、副作用が少ない施術を受けたい」と思う人には不向き。
実際に受けたことがある人の口コミを見ると
「バストアップ効果が全然持たない」
「数週間~1ヶ月しか胸の大きさを実感できなかった」
「一定料金だが、体重が無いと満足するだけの注入量が取れない」
など、持続効果の無さや血液採取量で変わる注入量に不満を覚える人が多いようです。
「バストに異物を入れたくない」「ダウンタイムが短い施術を受けたい」と思う人は、脂肪注入法豊胸と比較しながら、自分に合う方法を選ぶと良いと思います。
献血豊胸が受けられる美容クリニック
池田ゆう子クリニックは、脂肪注入法豊胸専門の美容クリニックですが「バストアップはしたいけど、大掛かりな豊胸手術には抵抗がある」という人向けにプラズマジェルを使った注入系豊胸も取り扱っています。
施術時間はカウンセリングを含めても2時間程度。
注入系のエキスパートである池田院長自身が行なうので「男性医師に長時間、身体を見られるのは抵抗がある」という人でも安心して受けられます。
過去10年で5,000件以上の実績があり、開業以来の医療事故はゼロ。
「信頼の置ける美容クリニックで施術を受けたい」と思う人は、まずはカウンセリングから始めてみてはいかがでしょうか。