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豊胸手術の良くある失敗例としては「胸が寄らず、谷間ができなかった」という場合もあります。
胸が大きくなれば大きくなるほど、当然、谷間ができやすくなると思うのですが、なぜ、豊胸手術を受けても谷間が作れない人がいるのでしょうか?
その原因には「豊胸バッグ特有の豊胸術」にありました。
この記事の目次
豊胸を受けて谷間ができない人の特徴
- バストが左右に離れている
- 大胸筋下に豊胸バッグを入れた
- 術後のマッサージ不足
- カプセル拘縮で谷間が離れた
バストが左右に離れている
「バストの左右の距離」というのは人によって異なりますが
- バストが左右に離れている
- 胸郭が開き気味
- バストが外向きに付いている
というタイプの人は、元々の体格的に胸を大きくしても谷間ができにくいです。
無理に谷間を作ろうとバストの内側を大きくするように、豊胸バッグを挿入してしまうと、乳首が外側を向いたり、見た目が不自然になりやすかったりします。
美容整形的には、やはり「自然な見た目>>>谷間作り」を重視するので、美観的な理由から谷間が作れないのも良くある話です。
大胸筋下に豊胸バッグを入れた
豊胸バッグの挿入位置は「大胸筋下」「(大胸)筋膜下」「乳腺下」の3ヶ所あります。
その中でも大胸筋下は、胸の深い部分に豊胸バッグを挿入する為、見た目や触り心地で「豊胸を受けている」とバレる心配が少ない所です。
ただし、大胸筋という大きな筋肉の下に挿入する構造上、谷間を作るのに必要な「寄せて上げる」がしにくい為、どれだけ頑張っても谷間ができない。。
谷間を作る目的で豊胸をするのならば、挿入する部位をバストの表面に近い「乳腺下」が最も向いています。
大胸筋下で施術を受けて谷間を作る為には使用する豊胸バッグの種類を良く選ぶこと、と術後の念入りなマッサージが必要不可欠です。
術後のマッサージ不足
バッグプロテーゼ挿入法は術後のマッサージが必要不可欠です。
マッサージを行なうのには、以下のような理由が挙げられます。
- カプセル拘縮の防止
- 術後の痛みの緩和
- 胸の柔らかさを早く取り戻す
- 豊胸バッグが動くスペースを増やす
術後のあまりの痛みの強さにマッサージを怠ってしまうと、両胸が離れたり、豊胸バッグが動くスペースが限定されたりすることで、谷間ができないという可能性が考えられます。
一部の豊胸バッグは「マッサージ不要」というテクスチャードタイプもありますが、医師の指示を仰ぎながら、無理のない範囲でマッサージを行なった方が良いでしょう。
カプセル拘縮で谷間が離れた
バッグプロテーゼ挿入法豊胸では、胸に入れた豊胸バッグの周辺が被膜(繊維質のカプセル)で覆われる減少が起こることがあります。
豊胸バッグ自体、元々体内には異物なので、体が異物反応を起こして被膜を作ることは正常な反応であり、薄くて柔らかい被膜であれば特に問題がありません。
ただし被膜が厚く固くなり、拘縮状態になる「カプセル拘縮」が起こってしまうと、豊胸バッグが左右へと移動して、谷間が離れる(バストの間隔が広がる)大きな原因になります。
またバスト自体も小さく固く変形してしまうので「不自然な見た目、触り心地」になってしまいます。
谷間が作りやすいのは「注入法」
数ある豊胸施術の中で、最も手軽に谷間が作れるのは注入法です。
もちろんバッグプロテーゼ挿入法でも谷間は作れますが「体型によって理想通りの谷間が作れない可能性がある」や「しっかりとした谷間を作る為に大きな豊胸バッグを入れる必要がある」というリスクがあります。
例えばヒアルロン酸注入法は注入部位や量が調整しやすいので、希望通りのバストメイクができるのがメリットに挙げられます。
「谷間を作る」という目的であれば、胸の内側とデコルテ部位をメインに注入すればOK。
施術時間も15~30分と短く、腫れや痛みなどの後遺症も少なくて済みます。
他の施術法よりも持続効果は低いですが「結婚式や夏の時期など、短期間だけで良いから谷間を作りたい」という時にも都合が良いです。
注入法は2カップ以上の大きなボリュームアップはできませんが「谷間を作る」などのバストラインを整えることには適しています。
最後に
バストアップを望む人の中には「谷間を作りたい」と思って豊胸手術を受ける人も多いと思いますが、実際に谷間ができるかどうかは、その人の体付きや施術法によっても大きく違ってきます。
「自分は何が目的で豊胸を受けたいのか?」を考えると、より自分に合った施術法が見付かるのではないでしょうか。