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クリニックの説明を見ると「手術後の痛みや日常生活の制限はほとんどありません」と書かれていますが、実際にヒアルロン酸豊胸を受けた人の口コミを見ると「痛みがある」というのが多いです。
ヒアルロン酸豊胸で感じる痛みはどの程度で、何日くらい続くのでしょうか。
この記事の目次
A.痛みは強い筋肉痛程度。1週間は我慢が必要
ヒアルロン酸注入豊胸で感じる痛みは、大きく分けて「施術中の注射による注入」と「施術後」の2種類あります。
施術中の痛み
ヒアルロン酸注入時は麻酔が使用されますが、麻酔の種類によって痛みの程度が異なります。
【局所麻酔】
注射による麻酔。注入時の痛みが少ないが、鈍痛や辛い痛みを感じる人もいる。
【笑気麻酔】
吸入麻酔。局所麻酔との併用。
リラックスした状態で受けられて、局部麻酔だけよりも痛みは少ない。
【静脈麻酔】
点滴による麻酔。
うとうと寝ている間に注入が終わるので、一番無痛に近い状態で受けられる。
クリニックによっては局部麻酔だけで、笑気麻酔や静脈麻酔による施術がない場合もあります。
また逆にテープ麻酔、塗る麻酔、静脈麻酔、硬膜外麻酔、全身麻酔など、多種多様な麻酔が用意されている所もあります。
施術中の痛みをなるべく感じたくない人は、事前に麻酔の種類を確認しておくと良いです。
術後の痛み
術後直後は麻酔が効いているので痛みを感じませんが、麻酔が切れてくると筋肉痛よりも強い痛み、乳腺炎のような痛みが数日~1週間程度あります。
ヒアルロン酸注入法による豊胸で感じる痛みの原因は、2通りの理由が考えられます。
1.ヒアルロン酸がバストに注入されたことで、筋肉が刺激を受けた。
2.本来注射されるべき乳腺下や乳腺周囲ではなく、大胸筋内に注射された。
特に胸を圧迫したり、腕を動かしたりすると、鈍い痛みを感じやすいです。
痛みの程度や長さには個人差がありますが、鎮痛剤、痛み止めなどの内服薬が処方されるので、痛みの強さはコントロール可能です。
術後の痛みや腫れ、内出血に関しては日が経つごとに徐々に収まっていきます。
また痛みはありますが「ベッドから起き上がれない」というような日常生活に制限がかかる程ではありません。
ヒアルロン酸注入法豊胸は他の豊胸術と比較して、痛みは少ない方なので、家事や仕事への支障が少ないのもメリットです。
痛みを減らす3通りの方法
- 麻酔の種類を変える
- 一回の注入量を減らす
- エコー下注入法を利用する
麻酔の種類を変える
施術中の痛みが気になる人は、笑気麻酔や静脈麻酔など、なるべく痛みを感じにくく、施術を受けていることを忘れさせるような麻酔を選ぶと良いです。
クリニックによって使用される麻酔は異なり、オプション代が必要なこともあるので、カウンセリング時に相談、確認しておきましょう。
一度の注入量を減らす
ヒアルロン酸注入量が多ければ多いほど、痛みを強く感じる割合が高くなります。
早く大きな胸を手に入れたい気持ちも分かりますが、痛みが気になる人は一度にヒアルロン酸を大量に注入しない方が良いです。
定期的に30~50ccの少量ずつ注入した方が一回で感じる痛みが少なく、持続効果が長続きします。
エコー下注入法を利用する
湘南美容外科クリニックなど一部のクリニックでは、「エコー下注入法」がオプション利用できます。
エコーを用いることで乳腺と乳腺下の間に正確にヒアルロン酸を注入可能になり、間違って大胸筋に針が刺さる心配もありません。
また表面積を小さくすることで吸収率が下がり、持続時間が通常よりも長くなるというメリットもあります。
最後に
ヒアルロン酸注入による豊胸は、他の豊胸術と比較して最も痛みが少ないバストアップ方法です。
豊胸バッグ挿入はメスによる切開が必要で身体への負担が強く、脂肪注入法豊胸は胸以外にも脂肪吸引の為に太ももやお腹部分にも痛みや傷跡が残ります。
「なるべく痛みが少なく、日常生活に支障がでない豊胸がしたい」という人に、ヒアルロン酸注入法豊胸が向いていると言えます。