※記事内に広告を含む場合があります
当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。
※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
「アンダーバストが太い」「バストが外側に向く『離れ乳』で悩んでいる」「ウエストのくびれが無く、全体的にメリハリがない」……。
そんな悩みを解決する糸口に「肋骨」があります。
更に正確な表現をすると肋骨というよりも、肋骨の間にある筋肉「肋間筋(ろっかんきん)」が関係しています。
肋骨と肋間筋は、大胸筋と肩甲骨と同様にバストアップに欠かせない要素の一つ。
普段の生活で意識することは少ない肋骨や肋間筋ですが、実際には肋間筋が硬いままだと、バストだけではなく、体調や呼吸などにも大きな影響を与えます。
この記事の目次
肋骨への働きかけで得られる効果
メリハリある上半身が作れる
「呼吸筋」とも呼ばれる肋間筋は、呼吸と胸郭(胸部分の骨格のこと)に関係する部分です。
肋間筋には外肋間筋と内肋間筋があり、外肋間筋は息を吸う時に胸郭を広げ、内肋間筋は息を吐く時に胸郭を狭めます。
人は緊張状態が続くと、外側の筋肉が硬くなる性質があり、同様に肋間筋の外側も硬くなります。また普段の生活では前屈みで過ごすことが多く、猫背や姿勢の悪さから、上半身部分の筋肉は硬くなりやすいです。
ストレス+普段の生活で、肋間筋がガッチガチに硬い状態が続くと、胸郭が広がったままになります。
「胸郭が広がる=息を吸った状態が続く」という訳なので、バストは外側へ向かって「平べったい」状態になります。
そこで起こるのが、以下の身体への悪い変化です。
- 離れ乳になる。
- アンダーバストが大きくなる。
- ウエストが広がり、くびれが無くなる。
肋骨を矯正したり、肋間筋に働きかけることで、身体が正常な状態に戻れば、離れ乳の改善やアンダーバストのサイズダウン、くびれの出現も不可能な話ではありません。
アンダーバストの数値が下がれば、トップバストや体重が変わらなくても、ブラジャーのカップ数が上がり、ウエストのくびれと相まって、メリハリのある身体が作れます。
内臓の調子が良くなる
広がったままの胸郭が改善して、スムーズに伸縮するようになると、横隔膜の動きも良くなります。
横隔膜は呼吸に関係する筋肉の一つで、呼吸と一緒に横隔膜も上下にきちんと動くことで、内臓をマッサージすることになり、結果的に内臓の調子や血液やリンパの循環も良くなります。
胃下垂や胃炎、便秘の症状で悩んでいる人は「肋間筋と横隔膜をきちんと動くようにする」ことを意識してみましょう。
ストレスが緩和する
肋間筋と横隔膜、胸郭は「呼吸」に大きな影響を与える部位です。
ストレスを緩和させる呼吸法は「腹式呼吸が良い」とは良く聞く話ですが、肋間筋や横隔膜が硬くこわばり、胸郭が広がったままでは、呼吸が浅くなりがちです。
肋間筋と横隔膜の硬さをほぐして、胸郭がスムーズに動くようになれば、腹式呼吸や深い呼吸がしやすくなり、ストレスの緩和にも一役買ってくれます。
バストアップを阻害する原因には「ストレス」も関係しています。
普段の呼吸が変われば、意識しなくても心と身体に良い影響を与えてくれます。
肋骨と肋間筋に働きかける方法
整体やカイロプラクティクに通うのも一つの方法ですが、今回は普段の生活で簡単にできる方法を紹介します。
- マッサージ
- ウエストニッパーを着用
肋骨マッサージ
1.一番下の肋骨部分に、4本の指を「グッ」と入れます。
2.無理しない程度に持ち上げる感じで約30秒ぐりぐりとマッサージ。
この部分が凝っている人は、指を入れた時に「痛い」と感じると思います。
痛すぎてマッサージが続かないのは避けたいので、無理がない程度に続けていくことが大切。
徐々に筋肉のガッチガチな硬さが無くなってくれば、肋骨の裏に入るようなイメージまで指を差し込めるようになります。
後は、脇腹やアンダーバスト、鎖骨の下など、忘れがちだけど凝りやすい部分を合わせてマッサージしておくと、より効果的です。
ウエストニッパーを着用する
ウエストニッパーとは補正下着の一つです。
主に腰(ウエスト)部分を細くして、メリハリある身体に近付ける為に使用されますが、胸下からウエストにかけて補正する力があるので、肋骨の矯正にも役立ちます。
似たような補正下着にコルセットがありますが、ウエストニッパーは「生地が伸縮しやすく、フックやファスナーを使うので簡単に脱ぎ着がしやすい」という特徴があります。
下着売り場に行けば、補正下着のコーナーにウエストニッパーが取り扱われているので、試着して自分に合う物を選んで下さい。
ウエストニッパーの選び方のポイントは以下の7つです。
- サイズは採寸したウエストを基準に選ぶ。
- 着用後、上から手が入るだけのゆとりがある。
- 呼吸や動いた時に苦しさを感じない。
- ブラジャーが前下りや後ろ下がりになっていない。
- ブラジャーとウエストニッパーの間に段差ができていない。
- 前中心にブラジャーやウエストニッパーが来ている。
- 背中に肉が集まりすぎていない。
最後に
バストアップに欠かせない3つの要素「大胸筋」「肩甲骨」「肋骨」から、今回は肋骨と肋間筋を紹介しました。
「大胸筋」「肩甲骨」「肋骨」は3つで1セットなので、どれか一つだけ積極的に取り組んでみても、バストや身体の悩みを解消するのは難しいです。
大胸筋や肩甲骨への働きかけの方法は別の記事で紹介していますので、また読んでみて下さい。