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バストミンとは有効成分に卵胞ホルモン(女性ホルモンのエストロゲン)を配合した医薬品です。
エストロゲンにはバストの乳腺を増やす作用があり、乳腺が増えれば、その分脂肪細胞も付きやすくなります。
……と言うことは卵胞ホルモンが配合されたバストミンを胸に塗り続ければ、バストアップ効果が期待できるのでしょうか?
バストミンにバストアップ効果はあるの?
バストミンの効能・効果は以下の通りです。
婦人更年期障害、卵胞ホルモン不足により欠落症、女性生殖器発育不全、無月経、月経困難症、月経周期異状、卵巣機能障害、不正子宮出血、乳汁分泌不全、不妊症、不感症、四肢冷感症
加齢やストレスで卵胞ホルモンの分泌量が急激に減ると、更年期障害や冷感症、不感症などの症状が現れます。
バストミンを塗ることで肌から卵胞ホルモンが補充されて、これらの症状を改善する効果が期待できます。
名前だけ見るとバストミンは、バストアップに効果的なように見えますが、主に低~中度の更年期障害や不感症の改善に用いられる塗り薬です。
閉経が近い中高年の女性向けの医薬品であることが分かると思います。
使用前のセルフチェックシート(PDFファイル)を見ると、明らかに年齢層が上で、バストアップ以外の目的で使われる商品なことが分かります。
製造販売元の公式見解
バストミンの製造販売元の大東製薬工業(株) 代表取締役、福井厚義さんは、バストミンと豊胸効果に関して以下のように発言しています。
バストミンには「豊胸作用は期待できない」としながらも「使用によりエストロゲンの影響で胸が張ることはある」と言っています。
「バストアップ効果を期待してバストミンを使う」ことは、自己責任で試してみても良いかもしれません。
もちろん、バストミンの正規な使い方ではないので、効果は過剰に期待しない方が良いです。
また副作用の心配がない訳ではないので、できれば薬に頼らず、食生活や生活習慣を改善するなどでバストアップしていくのが一番身体への負担が少なくて済むと思います。