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補正下着、矯正下着とは、バストやウエスト、ヒップなど、女性らしいプロポーションを維持、改善する効果がある下着全般を指します。
年齢を重ねるごとに、身体にたるみや歪み、バストやヒップの下垂などの加齢症状が出てきます。それを本来あるべき位置に整えるのが、補正下着や矯正下着の役割です。
補正下着・矯正下着の効果
一般的な下着だとブラジャー、ショーツ、スリップまたはキャミソール合わせて5,000円~15,000円程度で揃えられますが、補正下着となると一式(ブラジャー、ショーツ、ガードル、ボディスーツなど)200,000~500,000円と大変高価です。
補正下着や矯正下着は「ボディラインが変わる」「若いままのプロポーションが維持できる」「バストアップ効果がある」などと言わることが多いですが、本当に効果はあるのでしょうか?
プロポーションの維持
加齢により下垂したバストやヒップを補正、矯正下着によって外側からサポートすることで、ボティラインを美しく保ち、下垂のスピードを遅らせます。
補正下着や矯正下着は30代~40代からつけ始めるイメージがありますが、20代の若い内から利用することで、バストやヒップの位置を固定できます。
脂肪やお肉をあるべき位置に定着させる
「締め付け感が嫌だから」とノーブラや、カップ付きキャミソールで済ませていると、胸についたお肉や脂肪がワキや背中に流れやすくなります。
その結果バストの形が崩れる、サイズダウンするなど、バストアップに悪影響を及ぼすこともあります。
補正下着を付けることで、ワキや背中、太ももなどに移動した脂肪やお肉を集めて、バストやヒップなどあるべき位置に収め、定着させることで「美しくて女性らしい」プロポーションを作ります。
ワキや背中にあった脂肪やお肉がバストに定着すれば、確実にバストアップ効果があります。
締め付けずに体型を整える
ボディスーツやウエストニッパー+ガードルのように、身体全体を補正下着に包むことで、時間が経つごとに骨格が変わってきます。
骨格が変わることで、バストにも影響が現れます。
例えば肋骨が締まることで、アンダーバストのサイズが下がると、ブラジャーのカップサイズが1サイズ程度アップします。
ブラジャーのカップサイズはトップバストとアンダーバストの差で決まるので、アンダーバストの数値が下がれば、カップサイズが上がるので、バストアップ効果があることが分かります。
締め付ける力が強すぎると、バスト全体の位置が下がり、大胸筋などバスト周りの筋肉を減らしてしまう可能性があります。
「アンダーバストやウエストを細くしたい!」と思って、サイズの小さい補正下着を付けるのは逆効果なので止めましょう。
補正下着や矯正下着は普通の下着と比較して、身体を締め付ける力があるので、血行不良が起こりやすくなります。
血やリンパの巡りが悪くなると、バストを成長させる栄養分やホルモンが不足しがちになるので、バストアップ効果が低下します。
補正下着を付けた日は、お風呂に入ったり、マッサージをしたりすることで、身体をほぐすようにしましょう。
姿勢が矯正される
背筋が伸びることで猫背が改善され、美しいS字ラインが整います。
姿勢が変われば、補正下着を着用した時に、定着させたい脂肪やお肉が定着しやすくなります。
姿勢が悪いままだと、せっかく補正下着で肉や脂肪を胸とヒップに集めたとしても、下着を脱いでしまえば、元の状態に戻りやすいです。
最後に
バストアップ目的で補正下着を購入する場合は、下着屋さんやランジェリーショップなどで、きちんとサイズを測ってもらい、体型や目的に応じた補正下着を選ぶことが大切です。
自分のサイズに合っていない補正下着や矯正下着を着続けていると、バストダウンや胸の形が悪くなる可能性もあります。
補正下着や矯正下着には、体型を美しく維持したり、気になる部位を改善したりとサポート力はありますが「着用しているだけでバストアップする」とは言えません。
食生活の改善、バストアップに効果的なツボを押す、お風呂上がりにバストマッサージするなど、日々の生活で胸を大きくする方法を試してみると、よりバストアップ効果が高まると思います。