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お気入りのブラジャーを長く着用する為に欠かせないのが普段のお手入れ。
ブラジャーの洗濯方法を聞いてみると「洋服と一緒に洗濯機の通常コースで洗っている」という人が多いですが、その方法だとブラジャーの型崩れが起こりやすく、バストメイク機能も落ちてしまいます。
型が崩れて、機能性が落ちたブラジャーを着用し続けていると、綺麗なバストラインが保てず、バストアップ効果も下がってしまいます。
ブラジャーを長持ちさせる為の洗濯方法をまとめました。
ブラジャーの洗濯方法
ブラジャーを洗濯する時、まず見ておきたいのが「取り扱い絵表示」です。
絵表示が「手洗い」であれば、手洗い。「洗濯機」の場合は洗濯機で洗います。
基本は手洗い
洗濯機で洗えるものは、洗った方が楽ですが、ブラジャーを長持ちさせたいのであれば、手洗いした方が断然良いです。
お風呂に入る時にブラジャーを洗う習慣をつければ、特に負担に感じることなく、ブラジャーのお手入れができます。
【用意するもの】
洗面器などブラジャーが入る大きめの容器
中性洗剤
40度以下のぬるま湯
- 1.容器に中性洗剤とぬるま湯を混ぜ合わせる
- 2.ふり洗いやつかみ洗いで、もまずに優しく洗う
- 3.肌に触れている部分は指でこすり洗いをする
- 4.洗剤が残らないよう2回ほどすすぎ洗う
洗濯機を使う場合
- 1.ブラジャーのホックは留める
- 2.目が細かい下着用の洗濯ネットに色ごとに分けて入れる
- 3.弱水流で5~6分洗う。またはソフト洗いやランジェリーコースを選ぶ
ブラジャーを洗う時の注意点
【洗剤の種類】
タグの取り扱い絵表示で「中性」と書かれていたり、シルクやウール素材が使われていたりする場合は中性洗剤を使用します。
エマールやアクロンなどパッケージに「おしゃれ着洗い用」と記載されていれば間違いありません。
綿、麻、合成繊維のブラジャーは弱アルカリ性洗剤(アタック、トップ、ボールドなど)で洗います。
特に粉洗剤の場合、蛍光増白剤で色ムラが起こりやすいので、よく溶かして使うことが大切です。
【塩素系漂白剤は避ける】
漂白剤を使う場合、塩素系の漂白剤(花王のハイター、ライオンのニューブリーチ)だと、生地を痛めたり、変色や脱色する可能性が高いので避けます。
酸素系漂白剤は脱色しにくいので、色柄物にも安心して使えます。
【汚れや汗ジミが気になる部分は先に処理】
肌と直接触れるワキやカップ内部の汚れや汗ジミが目立つ場合、中性洗剤の原液をつけて軽く叩いておくと落ちやすくなります。
【取り外し可能なパッドであれば抜いておく】
パッドは素材の性質上、洗剤が残りやすく、乾きにくいので、取り外しができるパットであれば、洗濯前に抜いておきます。
脱水は短時間
脱水は短時間で行なうことが大切です。
ワイヤー入りやシルク素材は、バスタオルやフェイスタオルに包んで押すことで水気を取ります。濡れたまま放置していると、シワや色移りの原因になります。
干し方
ブラジャーは風通しの良い日陰に干す「陰干し」が鉄則です。
直射日光に当たると、紫外線による黄ばみや色あせ、ブラジャーを痛める原因になります。
どうしても直射日光に当たる場合は、日差しとブラジャーの間に薄手のタオルなどを挟むと良いです。
カッブの形やレース部分、ワイヤーを整えて、ワイヤーが入っているアンダーバスト部分を2~3ヶ所洗濯バサミで留めて干します。
背中のアンダーベルト部分や肩紐で釣ってしまうとゴムが伸びて、ブラジャーの寿命が短くなる原因を作ります。
また乾燥機を使用すると、型崩れや素材の縮小や傷みなどの原因となるので、できるだけ避けた方が良いです。