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妊娠中から産後にかけて、女性のバストは劇的に大きく変化します。
個人差はありますが「妊娠前より2カップほど大きくなった」という人が多いです。
妊娠により乳腺が発達することで、乳腺を守るように脂肪細胞が増える為、短期間でバストサイズが変わります。
授乳から卒乳の約1年間で、乳腺と脂肪が減り、元のサイズに戻ります。
人によっては元のサイズよりもバストが小さくなったり、垂れ乳になったりすることも。
「サイズが元に戻るのは仕方ないけど、サイズが小さくなったり、バストの位置が下がるのは困る」という場合、卒乳前の予防対策をまとめてみました。
この記事の目次
垂れ乳の予防方法
- 授乳は「背筋を伸ばした状態」で行なう
- 添い乳はなるべく避ける
- ホールド力が高い授乳ブラを選ぶ
- 積極的にバストケアを行なう
- 卒乳の時期を決めておく
授乳は「背筋を伸ばした状態」で行なう
授乳の際、前屈みの姿勢を続けていると、必然的にバストは下に引っ張られたり、背中や肩、腰が凝りやすかったりして、胸が垂れやすい状態になってしまいます。
「背筋を伸ばした授乳」をするには、胸の高さに赤ちゃんの顔を持ってくること。
授乳枕や授乳クッションなどのアイテムを活用すると良いです。
それらを使っても位置が低い時は、タオルや座布団、クッションなどを使って高さを微調整します。
授乳枕やクッションを新しく購入する際は「赤ちゃんを乗せた時に、胸の高さに顔が来るくらい」の高さがあるものを選ぶと良いです。
添い乳はなるべく避ける
「添い乳」というバストが垂れやすい状態は、垂れ乳になるリスクを高めます。
少し面倒に感じても「座った状態で授乳」が、バストの形キープにはベストです。
どうしても添い寝による授乳の回数が多い人は、お腹からバスト部分まで、下から上へなで上げるマッサージをこまめに行なってみて下さい。
ホールド力が高い授乳ブラを選ぶ
妊娠~授乳期間中は、バストサイズが大きく変わりやすい時期です。
その為、普段よりもブラジャー選びは大切。
授乳ブラジャーに切り替えるタイミングは、胸のサイズが変わり始める「妊娠中期~後期」。
下着売り場へ行くと、産前産後のバストの変化に対応する「産前・産後兼用ブラ」や、中のパットを付け外しすることで、バストボリュームが調整できる「産後用ブラジャー」など、様々な授乳ブラが売られています。
授乳ブラジャーは、大きめサイズを買って、パットで調整していくのが一般的。
自分にとって使いやすい授乳ブラを選べば良いのですが「垂れ乳防止」を考えると、昼間はきちんと胸を支えられるワイヤー入りをおすすめします。
ほかにもアンダーバストを支える「ショートシェイパー」や、フィット感があるキャミソールを利用してみるのも手です。
ノンワイヤーブラは、ゆったりとしてアンダーの締めつけ感がないので、寝る時やつわりで辛い時、母乳トラブルを避けたいに着けると良いです。
普通のブラジャーを着け始めるのが「卒乳後」。
バストの形や大きさを維持できるように、ブラジャーをこまめに見直していくと良いです。
左右のバランスを意識する
いつも同じ側の胸で授乳をしていると、片方はしぼみ、片方は張った状態が続くので、バストの形が非対称になりやすくなります。
元々バストの大きさは非対称なことが多いのですが、それをより強調してしまうことも。
授乳の度に左右の順番を変えるなど、左右バランスを考えた授乳を行なうことが大切です。
積極的にバストケアを行なう
妊娠中は必要以上のバストマッサージやエクササイズは避けます。
ただし妊娠線(トレッチマークや肉割れ線とも言います)予防の保湿は必須。
保湿で肌が潤えば、肌が柔らかく伸びやすくなるので、妊娠線ができにくくなります。
ストレッチマーク専用のクリームやオイルも各種出ているので、普段使っているクリームやオイルで物足りなさを感じた時は、試しに使ってみて下さい。
バストマッサージやエクササイズを再開するのは産後。
バストの維持だけではなく、母乳トラブルの防止や育児中の疲れのリフレッシュにも効果を発揮してくれます。無理のない範囲で行なってみて下さい。
卒乳の時期を決めておく
卒乳の3ヶ月くらい前からバストケア(マッサージやエクササイズ)を行なうようにすると、必要以上の胸のしぼみや下垂を予防できます。
卒乳の時期は人によって様々で「○ヶ月までに行なうべき」ということはありません。
一応は離乳食が終わって、幼児食に移行する1歳~または1歳半~が目安として挙げられます。