サプリの飲み方・危険性

プエラリアとピルは併用OK?飲み合わせに関する注意点

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

プエラリアとピルの飲み合わせ

最近は生理不順の改善や避妊用にピルを服用している人も少なくありません。

ピルにはエストロゲン(卵胞ホルモン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類の女性ホルモンが含まれています。ピルを服用することで、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンの分泌を抑えるので排卵が起こりません。

プエラリアには女性ホルモンのエストロゲンに似た作用をする植物性エストロゲンや、エストロゲンを活性化させるミロエステロールが多く含まれています。

ピルを服用している時に、プエラリア配合のバストアップサプリを併用して問題は無いのでしょうか?

プエラリアとピルを併用する危険性

基本的にプエラリアとピルの飲み合わせはNGです。

ピルを飲んでホルモンバランスをコントロールしている所に、プエラリアを飲んで女性ホルモンと似た作用をしたり、活性化させたりする成分が身体に取り込まれると、女性ホルモンが過剰に分泌される可能性が高まります。

プロゲステロンにはエストロゲンの作用を抑える効果がありますが、ピル+プエラリアの併用でエストロゲンが通常よりも多く分泌されると、プロゲステロンの抑制作用が追い付かなくなります。

その結果、体内のホルモンバランスが乱れて、副作用が起こりやすくなるのです。

【女性ホルモンの過剰分泌で起こる副作用の例】

  • 吐き気
  • 頭痛
  • 生理不順
  • 不正出血
  • 肌荒れ
  • ニキビ
  • 倦怠感
  • 食欲不振

多くのプエラリア配合のサプリメントには「ピルを服用している人は使用を控えて下さい」と書かれています。たとえプエラリアの1日の摂取量を守っていても、ピルを服用していることで、悪影響を及ぼす危険性が高まります。

産婦人科で処方されるピルには、女性ホルモン量が多い中用量ピルと、少ない低用量ピル、月経困難症の治療薬として使用される超低用量ピルの3種類あります。

女性ホルモン量が少ないからと言っても、低用量ピルや超低用量ピルにも女性ホルモンは含まれていることには違いないので、副作用が起こる可能性は否定できません。

ピルの服用中にプエラリアの使用を考えている人は、一度医師と相談してみることが大切です。

大豆イソフラボンサプリも厳禁

プエラリアだけではなく、大豆イソフラボン配合のサプリメントにも多量の植物性のエストロゲンが含まれているのでピルとの併用はNGです。

ただし豆乳や豆腐などの大豆製品の場合であれば、大豆イソフラボンの過剰摂取は起こりにくいので、普段の食事で摂取する程度ならば問題はないと思います。

豆乳・大豆製品の一日の摂取量については過剰摂取NG!バストアップ目的で豆乳を飲む際の適切な摂取量は?で詳しく説明しています。

ピンキープラス
ページトップヘ