ブラジャー

ブラトップ、カップ付きインナーで胸が垂れる4つの原因と活用法

※記事内に広告を含む場合があります

当サイトは更新を終了しました。
長きにわたり当サイトを愛読、応援くださった方々には誠に感謝しております。

※この記事の内容は執筆時点のものです。サービス内容・料金など、現時点の最新情報とは異なる場合がございます。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ブラトップ、カップ付きインナーで胸が垂れる?

「つけ心地が軽い」「きつくて面倒なブラジャーをつける必要がない」と、多くの女性に人気のブラトップ、カップ付きインナー。

便利で値段も手頃で買いやすいアンダーウエアですが、心配事の一つに「毎日のように着けていると胸が垂れたり、バストアップの妨げになったりしない?」ということ。

……正直に言えば、使い方によっては確実に垂れやすくなります。
「ブラトップやカップ付きインナーを着けていると、胸が垂れる」の原因と便利な活用法を分かりやすくまとめてみました。

胸が垂れやすい4つの理由

  • 補正力、安定感が低い
  • クーパー靭帯が傷つきやすい
  • Fカップ以上の人は不向き
  • ナイトブラの利用も厳しい

補正力、安定感が低い

カップ付きインナーは、柔らかなモールドカップと伸縮性に優れたサイドのパワーネットで、心地良い着用感が人気ですが、ブラジャーの補正力や安定感と比較すれば劣ります。

ワイヤー入り、バストをしっかり支えて谷間を作るサイドや背中のパワーネット構造など、作りを見れば普通のブラジャーの方がバストの安定感やフィット感が高いのが分かると思います。

ブラジャーとカップ付きインナーの両方を持っている人は着け比べて見ると分かりやすいですが、カップ付きインナーの方がトップバストの位置が低く、胸が外側に離れやすくなっていることを実感できます。

下着で効果的なバストアップを狙いたい人は、バストメイク効果の高いブラジャーを選びましょう。

クーパー靭帯が傷つきやすい

走ったり、ジャンプしたりの激しい運動をすると、ホールド力の低いブラトップやカップ付きインナーではどうしても胸を支えきれず上下左右に揺れてしまいます。

とあるテレビ番組の実験では、カップ付きインナーを着用して走ると胸が「∞」のように、あちこちに揺れるという結果を紹介していました。

ユニクロのブラトップのCMを見ると、0:18秒あたりの映像から、犬と一緒に走る吹石一恵さんのバストが大きく揺れていることが分かると思います。

胸が激しく揺れると、乳腺を皮膚や筋肉につなぎ止めてバストの垂れ下がりを防止する「クーパー靭帯」が傷付き、切れる原因になります。

クーパー靭帯は鍛えられず、一度切れると元に戻りません。

ジムやフィットネスクラブに通っている人は、ヨガをやる以外であれば、スポーツブラや普通のブラジャーを着けた方が胸が揺れず、運動に集中できます。

Fカップ以上の人は不向き

胸が大きい人は重力の影響を受けやすく、胸が下がりやすいので、カップ付きインナーのホールド力では太刀打ちできません。

カップ付きインナーは様々なカップ数に対応したサイズを取り扱っていますが、Fカップ以上は全くと言って良いほどありません。

無理やり小さなサイズをつけるのではなく、バストの下垂を防止する為にもFカップ以上の人はホールド力の高いフルカップブラジャーを着けた方が良いです。

ナイトブラの利用も厳しい

「普通のブラジャーを着けていると寝苦しいから」と就寝時にブラトップを着けている人は多いですが、実はバストにとって良い状態を保てません。

カップ付きインナーは「起きている状態」を前提に作られているので、寝ている時のバストを安定して支える力は低いです。

ノーブラやカップ付きインナーを着用して寝ると、バストが脇や背中に流れやすくなったり、クーパー靭帯を傷付けたりしやすいです。

就寝時はリラリッチ・ビューティーメイクナイトブラなどのナイトブラをつけた方が、締め付けずに胸の垂れ下がりを防止できます。

ブラトップ、カップ付きインナーの活用法

ブラトップ、カップ付きインナーのメリットは「つけ心地が楽」「窮屈さがない」「肩こりが防止できる」「アウターに響かない」など様々です。

ブラジャーとカップ付きインナーの肩への負荷を比べると、カップ付きインナーの方が半分程度の軽さで済み、肩こりになりにくいという特徴があります。

気になる補正力、胸の垂れ下がりですが、キャミソールタイプだと紐が調節できるので、ホールド力が上がり、緩みがでないように着こなすことも可能です。

また着丈ではなく、カップの大きさやアンダーバストの位置で選ぶことで、自分のバストに合ったカップ付きインナーが選べます。

【サイズの目安(ユニクロのブラトップの場合)】

  • S……A~C65、A70
  • M……D65、B~C70、A~B75
  • L……D~E70、C~D75、A~B80
  • XL……E75、C~E80、A~C85
  • XXL……F80、D~E85、B~C90

本来であれば普通のブラジャーを付けた方が、胸の垂れも防止できてバストアップの効果が高いです。

ただし「胸が締め付けられて、血行不良になる」「肩こりがひどくて、普通のブラジャーをつけるのが苦痛」という人は、激しく運動しない日常生活で取り入れてみても良いかもしれません。

ブラジャーやカップ付きインナーのメリット・デメリットを考えながら、適材適所で使い分けてみて下さい。

ピンキープラス
ページトップヘ